2024-06-14
STUCKING_Episode1
先日の事、見事なまでにスタックした。
スタック(STUCK):雪道や砂地、ぬかるみなどに車のタイヤが埋まってしまい、動けなくなる現象のこと。
早朝、日の出前によく行っているポイントに向かった。
数日前、この時期には珍しい台風の様な風の強い雨が降った。
ダムは放流し川は増水し河原まで水に浸かっている事も知っていた。
その雨も止み増水も落ち着き3日は経っている。
これなら問題ないだろうと。
何度も行っている、同じ状況の日でも行った事がある問題ないと判断。
まだ暗がりの時間にポイント近くの草むらの生い茂る道の様な道で無い様な道に到着。
二駆動から四駆動に。
ゆっくりと道なき道を状況を見ながら進んだ。
胸の高さ程に伸びた草をなぎ倒しながら少し下りになっている道を進んだ。
ここを曲がると到着。
よし!いつもの様に問題なく到着と思った矢先。
停車しようとブレーキーを踏んだその時だ。
前輪が ”ズリーッッ”
ん!!これはヤバい、ヤバいぞ!
と思いすぐさまギアをバックに入れたが時すでに遅し。。
四輪が泥をはね「ズバッバッバッバ!!」
前輪は左に流れる。「ヤバい!」
バックギアからドライブギアの連続でどうにかこうにか抜けだせた。
多分50回は前後を繰り返し、僕自身もハンドルを握りながら少しでもの気持ちで体を前後した。
よし!抜けれた!!このままバックで抜けて、
奥の開けている場所で切り返して脱出だと勢いをつけて後退させた。
次にドライブギアで一気にと思いアクセルを踏んだ。
「ズバッバッバッバッバッバッバッバッバッバ!!」
え!
よし、先程と同じ様にバックギアに入れてアクセルを踏んだ。
「ズバッバッバッバッバッバッバッバッバッバ〜〜!!」
マジか!!
ドアを開け車を覗き込むと、なんとシャフトまで土が触れていた。
「アカ〜〜ン。。やってもた。。」
つづく